Lush Prize 2013の受賞者

Mandy Carterこのページは日本語にに翻訳されていません。
 

 
2013年のLush Prizeで選出された12の受賞者には、総額賞金25万ポンドが授与され、さらに特別賞も贈られました。

受賞者の中には、カーディフやインスブルックの大学の研究者やアメリカやスウェーデンの活動家が含まれます。

 

 

SCIENCE PRIZE – 21世紀の毒物学

 

共同受賞者:QSAR and Molecular Modelling Group, Liverpool John Moores University.

化学物質の影響を予測するための動物実験に対し、コンピューターによる代替法を開発

賞金 25,000ポンド

代表して、QSAR & Molecular Modelling Groupのスティーブ・イノック博士に贈られました。

 

共同受賞者:The Lung & Particles Research Group, Cardiff University

吸入毒性に対するヒトの呼吸器系における動物を用いない代替モデルを開発

賞金 25,000ポンド

代表して、LPRGのin vitro試験を行う毒物学者、ゾーイ・プリザーハ氏に贈られました。

 

 

TRAINING PRIZE – 動物を使わない代替法における研究者たちへのトレーニング

 

共同受賞者:XCELLR8

倫理的で科学的に先進的であるヒト細胞培養研究の技術を基にトレーニングを提供

賞金 25,000ポンド

代表して、XCELLR8の創立者キャロル・バーカー博士に贈られました。

 

共同受賞者:アンナ・マリア・バシ博士の研究チーム

EUの規制に沿った動物を使わない細胞培養研究のトレーニングコース開発と実施

賞金 25,000ポンド

代表して、アンナ・マリア・バシ博士に贈られました。

 

 

LOBBYING PRIZE – 動物実験代替法の利用を促進する政策介入

 

共同受賞者:経済協力開発機構(OECD)の国際動物保護委員会(ICAPO)

経済協力開発機構(OECD)と連携し、今や、動物を用いない方法、取り組み方、方針を促進することにおける世界的なリーダー

賞金 40,000ポンド

代表して、米国を拠点としている、責任ある医療のための医師委員会(PCRM)の規制試験問題のディレクターであり、ICAPOの活動のコーディネーターでもある、クリスティ・サリバン氏に贈られました。

 

共同受賞者:The Swedish Fund for Research Without Animal Experiments

動物実験の代替のためのスウェーデンの規制機関への働きかけ

賞金 10,000ポンド

代表して、カリン・ガブリエルソン・モートン氏に贈られました。

 

 

PUBLIC AWARENESS PRIZE – 動物実験が実施されている背景や実情を社会に知らせ、世論を喚起する

 

共同受賞者:PETA Laboratory Investigations Department(アメリカ)

動物実験を行うだけでなく動物実験のための支援をしている組織に対する、人目を引くキャンペーンを行った実績

賞金 25,000ポンド

代表して、Laboratory Investigation Departmentチームの代表、ジャスティン・グッドマン氏に贈られました。

 

共同受賞者: Save Animals From Exploitation New Zealand

国の薬物規制に反して動物実験が行われていることについての一般消費者の認知向上を図り、消費者が動物実験を行っていない商品を買うことを促進した実績

賞金 25,000ポンド

代表して、SAFEのキャンペーンマネジャー、マンディ・カーター氏に贈られました。

 

 

YOUNG RESEARCHER PRIZE – 代替法の研究を専門とする博士課程の学生

 

受賞者:シモーナ・マルティノッティ

エリア博士と共に、天然の原料や伝統的な薬をベースに用いた外傷の治癒についての研究

賞金 12,500ポンド

 

受賞者:アリス・リモンシエル

ヒト腎臓において毒性影響をテストするためのin-vitroモデルを改良する研究

賞金 12,500ポンド

 

受賞:リディア・アッシャウアー

分子メカニズムの理解することにより、化学物質に対するヒトの反応を予測することの向上についての研究

賞金 12,500ポンド

 

受賞者:カーチャ・ラインハルト

in vitro試験法でヒトの網膜組織を使用した視力障害や盲目について研究

賞金 12,500ポンド

 

 

Lush Prize 2013 特別賞

 
今年(2013年)の前半、化粧品のための実験目的で動物を用いることがヨーロッパで禁止されたことへの功績

受賞者:エミリー・マックアイバー
ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル、研究・毒物学部門の政策ディレクター

 

 

 

Lush Prizeは今年2013年で設立2年目ですが、科学的なプロジェクトからのノミネーションが40パーセント以上増加しています。

ラッシュの創立者の一人、であるマーク・コンスタンティンのコメント:

「悲しいことに、化粧品業界において動物実験はいまだに広く行われています。Lush Prizeは25万ポンドの賞金を設けており、化粧品の動物実験をなくすような突破口の発見を願っています。」

 

エシカルコンシューマーマガジン編集者兼Prizeのディレクターであるロブ・ハリソンのコメント:

「2013年は、3月のEUにおける化粧品指令の施行により、動物実験に反対してきた活動家にとって忘れられない年になりました。ヒトではない種でテストをするという信頼できない時代遅れの技術は、今回のLUSH PRIZEで讃えられたようなヒトの細胞を用いたテストに、次第に置き換えられています。」